株式会社ヒロガワ    近刊情報    第2冊(販売中)

第2冊(販売中)

最長級歴史推理小説

 絵巻上の824人に名前をつけた作者の執念、才能に驚く。「命名なければ存在しない」という漢字世界でなければ生まれない歴史推理小説。その第2冊では、いがみ合う進士同士の食事会で、首無し死体が現れる!人殺しは誰なのか?誰が争いを傍観したか?前途のため?愛のため?運命に抗う歌妓と楽観的な娘は首無し死体事件を解明できるか?さらに、命の苦しい女性を救済することができるか?驚くべき変身体験は、意外に良縁を結ぶ。しかし、その背後に陰険な企みがあるそう!その二人のつながりがどのような結末を迎えるのか?

 

目 次 


主な登場人物一覧

 

金の巻  範楼首なし死体事件 

 

第一章 首なし死体 
第二章 死体検案書 
第三章 「書生は何事を争うか、独りに笑う」 
第四章 『萬紫千紅相思魚』
第五章 『四淑女図(四人の淑女絵)』
第六章 嫌がられる
第七章 古琴彫りの玉飾
第八章 雲が青梅路に断じる
第九章 十二カ月縁起童子 
第十章 隣部屋 
第十一章 総角(あげまき)の宴


水の巻 変身事件    

 

第一章 驚かされて暴れた牛
第二章 殿試、賭け事
第三章 後添いの夫
第四章 策文(科挙試験の答え)
第五章 独楽岡
第六章 味噌情(なさけ)
第七章 瞬間移動の術
第八章 悪巧み、判決覆す 
第九章 急死、復活
第十章 思わず毒を飲んでしまう
第十一章 変身


土の巻 消えた梅船事件
 

第一章 十千宿、爛柯寺
第二章 近月楼
第三章 切られた指
第四章 竜柳の下の占い屋
第五章 二人の死人
第六章 親子
第七章 耳たぶの穴、紫の衣、錦の袋
第八章 男は表に出さない
第九章 九通の手紙
第十章 死におもむく
第十一章 お金への怨念
第十二章 梅船
第十三章 味わい噛みしめる 

 

 

後記  モクセイの香りに酔う